「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #46 カーテンコール/reGretGirl
カーテンコール/reGretGirl
配信開始日:2021年1月27日
収録曲
1.ルート26
2.pudding
3.インスタント
4.カーテンコール
5.グッドバイ
6.幸せなんて
7.AJAX
8.Longdays
9.スプリング
10.胸の内を聞かせてほしいだけ
11.約束
超個人的「全体レビュー」
reGretGirlメジャーデビューファーストアルバム『カーテンコール』。メジャーシングル「スプリング」、カップリング曲「インスタント」、ドラマ『片恋グルメ日記』オープニング主題歌「pudding」含む全11曲収録。インディーズ時代のEPに収録の代表曲「ホワイトアウト」はYouTubeで2200万再生を突破。失恋ソングで10代から絶大な支持を得ていると言う彼ら。詳しく掘り下げてみると失恋というよりも恋愛における男の”未練がましさ”や”愛憎”、女性目線での男の”煮え切らない想い”等を歌っているのがよくわかる。誰にでもある”失恋”をテーマにした曲が自然と多くなってしまったのか、そう言った縛りを自らに課しているのかは私にはわからないがそう言った甘酸っぱい、あるあるな感じが若者に刺さっているのだろう。その額面通りミドルテンポの曲やバラード曲が比較的多いが、ボーカル平部の少しかすれたハイトーンボイスが乗っかると爽やかに聞こえるのが不思議で非常に心地よい。ギター、ベース、ドラムという3ピースバンドではあるがギターだけでなくピアノやストリングス等、このアルバムでは様々な楽器を重ねておりライブを再現するようなシンプルさというよりもアルバムでしか出来ないことにチャレンジしているように感じる。まだメジャーデビューしたばかりの彼ら。すでに若者の間ではそうなりつつあるのかもしれないが、失恋ソングといえば彼らの名前が1番に上がるのもそう遠くないのかもしれない。
超個人的「BEST3」
No.1:3.インスタント
疾走感のあるタイトな演奏で始まるこの曲は歌詞をよく読んでみると女性目線での夜の営みに関して描かれておりその歌詞に少しドキッとする曲ですね。演奏技術的にはシンコペーションを多用しており、あえて食い気味に歌っているところも前のめりな歌詞に出てくる女性の心をよく表現していると思います。
No.2:1.ルート26
非常に3ピースバンドらしいライブ感のあるこのアルバムを1曲目にして勢い付ける曲。この曲も例に漏れずの失恋ソング。余談だがタイトルにある大阪の国道26号線は大阪の梅田から南は和歌山までをつなぐ道路の事で、この歌詞に出てくる男女はその国道を車を走らせ夜な夜な会っていたんでしょうね。
No.3:4.カーテンコール
このアルバムのタイトルでもある代名詞的バラード曲。曖昧に描かれた歌詞の内容は色々な捉え方が出来てしまうのだが、ある捉え方をすると非常に切なく泣けてくる。最後の方で出てくるドラムのマーチングのパターンも気持ちを高ぶらせるのに一役買っているのではないでしょうか。
音楽アプリ無料版 掲載有無
Amazon Music:有
Spotify:有(但し曲順リストなし)
AWA:有(全曲)
YouTube Music:有(2、5、9曲目のみ)
LINE MUSIC:有(全曲)
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