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「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #48 THE END/アイナ・ジ・エンド

THE END/アイナ・ジ・エンド

配信開始日:2021年2月03日

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収録曲

1.金木犀
2.虹
3.NaNa
4.粧し込んだ日にかぎって
5.ハロウ
6.きえないで
7.日々
8.STEP by STEP
9.静的情夜
10.死にたい夜にかぎって
11.サボテンガール
12.スイカ

 

超個人的「全体レビュー」

BiSH アイナ・ジ・エンド 全曲作詞作曲によるソロファーストアルバム『THE END』セントチヒロ・チッチとのスプリットシングル「夜王子と月の姫/きえないで」より「きえないで」、配信シングル「死にたい夜にかぎって」を含む全12曲収録。 その類いまれなる才能、唯一無二な歌声からファンはもちろん音楽業界からも熱望されていた待望のソロファーストアルバムだが、まず驚かされるのがBiSHのボーカルとしてのイメージや様々なアーティストとコラボしている歌い手としてのイメージとは全く違う作品だという事だろう。全曲作詞作曲という事で、よりダイレクトに彼女の思いが伝わってくる。スローテンポ、ミドルテンポの多い楽曲に、まるでコンテンポラリーダンスを踊っているかのように歌う生々しいまでにリアルな恋人との描写は、彼女の内面、強いては内臓を見せつけられているようで、少しゾクゾクしてくるようだ。すでにオフィシャルYouTubeにて公開されているが、驚くべきは全ての楽曲にMVが用意されており、本人登場からアニメーションまで耳でも目でも我々を楽しませてくれるところである。もちろんこれがソロにおけるファーストアルバムでありタイトルも『THE END』ということもあり、これで終わるのか、ここから始まるのかは我々にはわからない。BiSHが好きで聴いた人は最初戸惑うかもしれないし、これからやりたい事はどんどん変化していくのかもしれない。ただその哲学的で思想的なこの作品は現時点でのアイナ・ジ・エンドの表現する彼女そのものなのではないだろうか。

 

超個人的「BEST3」

No.1:2.虹

最初聴いた時は息苦しくなるほど、締め付けられそうなその歌詞とメロディに思わず耳をそむけてしまいそうですが、聴けば聴くほどそのグランジのようでまるでカート・コバーンを彷彿とさせる楽曲の虜になり、気付けばリピートしている不思議なスルメ曲ですね。

No.2:8.STEP by STEP

今作では数少ないポップでアップテンポな曲のうちの1曲。ここまでゆっくりとした曲が続くと、BiSHのテイストも感じられるアップテンポな曲が来ただけでホッとしている自分がいるんですよね。やはりこういった曲も必要なんです。

No.3:3.NaNa

アルバム通してのダークな雰囲気はそのまま踏襲しているのだが、どこかシティポップを連想させるおしゃれな曲。さりげなく踏む韻もいいですね。サビで、よくギターのように鳴っていると言われるハイトーンかつ掠れた彼女の魅力的な声をじっくりと堪能できる曲です。

 

音楽アプリ無料版 掲載有無

Amazon Music:有

Spotify:有(但し曲順リストなし)

AWA:有(全曲)

YouTube Music:有(1、2、3、5、6、7、10、11、12曲目のみ)

LINE MUSIC:有(全曲)

 

realpoint.hatenablog.com

オフィシャルサイトはこちらへ

ainatheend.jp

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