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「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #54 REAMP/ヒトリエ

REAMP/ヒトリエ

配信開始日:2021年2月17日

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収録曲

1.curved edge
2.ハイゲイン
3.dirty
4.faceless enemy
5.tat
6.うつつ
7.bouquet
8.Marshall A
9.イメージ
10.YUBIKIRI

 

超個人的「全体レビュー」

オリジナルアルバムとしては前作『HOWLS』より約2年ぶり5枚目となるフルアルバム。配信シングル「curved edge」「YUBIKIRI」を含む全10曲収録。 ヒトリエと言えばまず避けて通れないのが2019年4月、創設メンバーであるボーカルギターwowokaの死だろう。そこで一旦止まってしまった歩みを、ギターのシノダが新たにボーカルを務める形の3人体制で再び本格始動。そして記念すべき再始動1作目となる本作「REAMP」。1曲目「curved edge」ではwowokaによる発明とも言われ、前作までの特徴でもあった高速ビートに音数を詰め込んだ過圧縮サウンドを引き継いではいるのだが、あくまでそれはwowokaへ対するリスペクトであったり、前作までの部分を踏襲しているに過ぎず、別物いや休止期間を経てさらなるパワーアップを図ることに成功しているのではないだろうか。前作まではボカロや歌ってみたといった文化から出てきたアンダーグラウンド感というか暗さが楽曲全体の雰囲気としてあったのだが、”らしさ”は残しつつ今作は暗闇から晴れたような明るさが、より歌ものとして聴きやすくそこにポジティブなメッセージ性を感じる。ヘヴィな曲からバラードまでオルタナティブロック、ポストロックとして非常に完成度の高い作品に仕上がっているのではないだろうか。様々な意見や葛藤があったことは想像できるし比較もされるだろう。ただ、そういった葛藤やメンバーの死という絶望を乗り越え、同名バンドとして再スタートを切った彼らを私は最大限リスペクトしたい。

 

超個人的「BEST3」

No.1:7.bouquet

早回し風のシンセサウンドに歌メロとユニゾン部分も多く特徴的で動きまわるベースライン。独特な食い気味に入り畳み掛けるようなボーカルメロディ、全てが新鮮で文句なしに格好いいですね。シティポップのような仕上がりがヒトリエにとっては新境地の曲なのではないでしょうか。

No.2:1.curved edge

1曲目ということもありこのアルバムのリード曲であり一番”らしい”曲、元々叩きまくっていたドラムを引き算で減らしていったような不思議な変拍子のドラムに、サビでのキャッチーなメロディが絡み合い癖になる1曲ですね。決意を感じる歌詞もいいです。

No.3:2.ハイゲイン

ガレージパンクのようなイントロとドラムのフロアタム回しが疾走感があっていいですね。サビになると一転、詰め込んだ音数ながらキャッチーにまとまっており非常にまとまりがいいですね。一見すると不協和音のようなギターも、いいアクセントになっています。

 

音楽アプリ無料版 掲載有無

Amazon Music:有

Spotify:有(但し曲順リストなし)

AWA:有(全曲)

YouTube Music:有(1、9、10曲目のみ)

LINE MUSIC:有(全曲)

 

realpoint.hatenablog.com

オフィシャルサイトはこちらへ

www.hitorie.jp

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