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「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #55 夜行秘密/indigo la End

夜行秘密/indigo la End

配信開始日:2021年2月17日

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収録曲

1.夜行
2.夜風とハヤブサ
3.華にブルー
4.チューリップ
5.左恋
6.たまゆら
7.フラれてみたんだよ
8.夜漁り
9.不思議なまんま
10.晩生
11.さざなみ様
12.固まって喜んで
13.夜光虫
14.夜の恋は

 

超個人的「全体レビュー」

indigo la Endメジャー6枚目、約1年4ヶ月ぶりとなる通算7枚目のフルアルバム。先行配信シングルより「チューリップ」「夜漁り」「夜風とハヤブサ」「フラれてみたんだよ」の4曲を含めた全14曲収録。 まず言わせてもらいたいのは”令和型シティポップの完成形”がここに誕生したということだろう。1曲目「夜行」から2曲目「夜風とハヤブサ」そして最後14曲目「夜の恋は」と続く懐かしくも新しいシティポップの流れ、日本語のタイトルしかない純文学のようなこだわり方がこのアルバム全体を物語っているようである。indigo la Endといえばボーカルでありソングライターでもある川谷絵音に脚光が浴びがちだが、彼のソロプロジェクトではない、やはりこれは紛れもなく”バンド”なのである。アルバム全体としてブレないオシャレさ、テクニカルさ、硬派さは実に芯が通っている。ジャズ、フュージョン、AORを現代的なポップス、歌ものへと昇華させており、冒頭でも言ったようにまさに一つの完成形である。やろうと思えばいくらでもEDM的要素やヘヴィな要素、飛び道具的要素は取り入れられるだろうが、このアルバムに関していえば無駄を極力削ぎ落としたバンドの本来あるべき姿とも言える一貫したシンプルなバンドサウンドとなっている。結成10周年を迎え円熟味も増してきた彼らの一つの到達点、まさに最高傑作と言える作品なのではないだろうか。

 

超個人的「BEST3」

No.1:5.左恋

変拍子、各楽器の裏拍が気持ちよすぎる曲ですね。この曲は他とは一線を画す曲になっており、まるで歌まで楽器になったような各楽器が弾きまくる感じが格好いい。途中一瞬だけ出てくるダヴ的要素も面白い。一言で言わせてもらうと”変態”的な曲です。

No.2:1.夜行

このアルバムのタイトル曲でありリード曲。まさにこのアルバムのコンセプトでもあり明快な現代版シティポップへのindigo la End的回答でしょう。クリーンカッティングと跳ねたベースが心地良く、ストレートに歌わない歌詞の世界観やアルバムタイトルがこの曲のタイトル「夜行」ではなく一文である『夜行秘密』なのもニクい演出ですね。

No.3:14.夜の恋は

シティポップに始まりシティポップに終わる。この締め方がコンセプトアルバム、AORのような一貫性を我々に与えてくれるのでしょう。他の曲と比べると明るめな曲調もいい余韻、後味を残してくれますね。バーのカウンターが似合うそんな曲ではないでしょうか。

 

音楽アプリ無料版 掲載有無

Amazon Music:有

Spotify:有(但し曲順リストなし)

AWA:有(全曲)

YouTube Music:有(全曲)

LINE MUSIC:有(全曲)

 

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オフィシャルサイトはこちらへ

indigolaend.com

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