「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #57 X/DISH//
X/DISH//
配信開始日:2021年2月24日
収録曲
1.ルーザー
2.QQ
3.ニューノーマル
4.猫 ~THE FIRST TAKE ver.~
5.あたりまえ
6.Seagull
7.rock'n'roller
8.NOT FLUNKY
9.君の家しか知らない街で
10.僕らが強く。
11.未完成なドラマ
12.バースデー
超個人的「全体レビュー」
DISH//約2年ぶりの4thアルバム『X』(読み:クロス)。配信シングル、タイアップ曲より「僕らが強く。」「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」「あたりまえ」「バースデー」「ニューノーマル」含む全12曲収録。 あいみょんによる楽曲提供曲「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」がストリーミング再生1億回超え、昨年レコード大賞優秀作品賞を受賞し、瞬く間に世間に注目され始めた彼ら。その勢いのまま満を持しての今作はあいみょんの他にも、はっとり(マカロニえんぴつ)、JQ(Nulbarich)、長屋晴子(緑黄色社会)、GLIM SPANKY、くじらといった今をときめく錚々たるメンツに楽曲提供を受けており、バラードから疾走感のあるロックナンバーまで幅の広い楽曲を聴くことが出来る。ダンスロックバンドとしてダンスも売りにしている彼らだが、2曲目「QQ」にマイケルジャクソン感はあるものの、今作ではそのダンス感は少し影を潜め、よりバンド感の強い楽曲が並んでいるように思う。今年で結成10周年を迎えここまで紆余曲折を経て迷走していた時も、もしかするとあったのかも知れない。ただ、バラード曲という新しい武器手に入れ、”現象”とも言える今の彼らの勢いをそのままパッケージしたような今作で、今後の一つの方向性が定まり、周年イヤーの今年、その活躍がさらに加速していくそんな気がしてならない。
超個人的「BEST3」
No.1:3.ニューノーマル
長屋晴子(緑黄色社会)による提供曲で疾走感、ポップ感等、群を抜いてバンドとしての完成度が高い曲で、ソングライターとしての長屋晴子の才能とバンドとしてそれを形にした彼らとの一体となった良曲。エレクトロニカ的な鍵盤の音色もいい味出してます。名曲ですね。
No.2:5.あたりまえ
北村匠海による作詞作曲の先行配信シングルでドラマ「猫」の劇中歌にもなり話題になった楽曲。バンドとしての北村匠海の声を存分に堪能する事が出来る珠玉のバラード曲です。
No.3:12.バースデー
彼らといえばバラードを推す方も多いと思いますが、私はこういった疾走感のあるロックナンバーにこそバンドとしての”らしさ”や熱さ、エモさが感じられます。最後にこの曲を持ってきたあたり、タイトル、曲調を含め、そこに彼らの意思が存分に感じられますね。
音楽アプリ無料版 掲載有無
Amazon Music:有
Spotify:有(但し曲順リストなし)
AWA:有(全曲)
YouTube Music:有(1、4、5、8、10、12曲目のみ)
LINE MUSIC:有(全曲)
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