「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #27 Applause/ストレイテナー
Applause/ストレイテナー
配信開始日:2020年12月02日
収録曲
1.Graffiti
2.叫ぶ星
3.さよならだけがおしえてくれた
4.倍音と体温
5.Death Game
6.ガラクタの楽団
7.Parody
8.Dry Flower
9.Maestro
10.No Cut
11.混ぜれば黒になる絵具
超個人的「全体レビュー」
2年7か月ぶりに発売された通算11枚目となるオリジナルアルバム。シングル「Graffiti」、配信曲「叫ぶ星」、「さよならだけがおしえてくれた」を含む全11曲収録。 今までのイメージ通りの曲を作り続けるか、全く異なる新しいものにチャレンジするか、というバンドにとっての永遠のテーマで彼らは後者を選んだのである。”新たな刺激と革新性”これは彼らが信条に掲げるテーマであるが、先に言っておこう、あの時代のあの音が聴きたいのならこのアルバムは聴くべきではない。言い過ぎたかもしれないが心配しないでいただきたい。しっかりと「叫ぶ星」のような疾走感のある、”らしい曲”もちゃんと入っているのでご心配なく。確かに疾走感のある勢いのある曲は少なくなりミドルテンポの曲が多くなったかもしれない。だが様々なジャンルを飲み込み絶妙なメロディセンスで落とし込んだ今作は、聴けば聴くほど味が出てくるそんなアルバムに仕上がっている。今作はもはや彼らにとってロックバンドという括りでは測れない、歌、歌詞を大事にし、時代とともに次のステージに進んだストレイテナーによる令和版の回答であり傑作だ。
超個人的「BEST3」
No.1:5.Death Game
パンクのように始まったかと思えば強烈にインパクトのあるポップなサビが思わず歌いたくなる「死神の調べ」、突如始まるエンベロープフィルター、多分エレハモの名器「Q-Tron」を使っているであろうベースサウンドとラップ調の歌が面白いアクセントになっていて癖になる曲です。
No.2:4.倍音と体温
現代版シティポップと言った感じのとにかくオシャレな曲。まず、うねりまくるベースが耳に強烈に印象として残り、アンビエントなクリーンギターが心地いい。言葉数少なく韻を踏んでいる感じもオシャレでいいですね。
No.3:2.叫ぶ星
変化球ばかりを聴いていると直球も聴きたくなるものですよね。このアルバムで一番”らしい曲”であるこの曲を選ばないわけにはいかないですね。シンプルながら配信曲としてシングルカットされたのも納得の完成度の高さです。ただただカッコイイ。
音楽アプリ無料版 掲載有無
Amazon Music:有
Spotify:有(但し曲順リストなし)
AWA:有(全曲)
YouTube Music:有(1、2曲目のみ)
LINE MUSIC:有(全曲)
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