「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #13 2020/a flood of circle
2020/a flood of circle
配信開始日:2020年10月21日
収録曲
1.2020 Blues
2.Beast Mode
3.ファルコン
4.Super Star
5.天使の歌が聴こえる
6.Free Fall & Free For All
7.人工衛星のブルース
8.Rollers Anthem
9.ヴァイタル・サインズ
10.Whisky Pool
11.欲望ソング(WANNA WANNA)
12.火の鳥
超個人的「全体レビュー」
毎年のようにアルバムを発売する彼等の記念すべき10枚目のフルアルバム。先行シングル「Beast Mode」を含む全12曲はまさに静と動、初っ端から持っていかれるリード曲「2020 Blues」シングル曲「Beast Mode」、続く「ファルコン」のように鋭く尖ったナイフのような切れ味のガレージサウンド全開の曲から、ミドルテンポのロックンロールナンバー、「人工衛星のブルース」のようなバラードまで非常に多彩なサウンドを聴かせてくれる。これはアルバム全体通して言える事だが、作り込んだスタジオ盤というよりは「2020 Blues」の頭のドラムのカウントひとつとってみてもわかるように、非常に生々しいライブに近い音作りをしている印象がある。アルバムを通して聴くとひとつのワンマンライブを見終わったかのような爽快感や情景を味わうことができる。起承転結のしっかりとした思わずアンコールを叫びたくなるそんなアルバムではないであろうか。
超個人的「BEST3」
No.1:8.Rollers Anthem
Aメロからサビへかけての疾走感と背中を押されるような歌詞が魅力的な曲。色々なジャンルから吸収したものをこれぞジャパニーズロックに昇華し、王道のような展開もすんなり腑に落ちますね。こういう展開はやっぱり聴いていて気持ちがいいんですよね。a flood of circle流に料理したお手本のような良曲。
No.2:7.人工衛星のブルース
激しい曲が多いこのアルバムの中でひときわ異彩を放ちながらもいいアクセントとなっているアコースティックによるバラードナンバー。ボーカル佐々木亮介の枯れた声はこういったバラードにこそ生きると思うんですよね。
No.3:12.火の鳥
6/8拍子がずっと続くベースラインにメロディーを無視したような歌い方、語りかけるような歌詞、難しい変拍子の曲をさも簡単かのように聴かせるのが実にニクイ。この絶妙なPOPセンスにこそ彼等の本領が発揮されるような気がしますね。
音楽アプリ無料版 掲載有無
Amazon Music:有(全曲)
Spotify:有(但し曲順リストなし)
AWA:有(全曲)
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