「管理人みなみ」による「超個人的」音楽アプリ サブスクリプション 配信アルバムレビュー #28 世界一幸せなひとりぼっち/majiko
世界一幸せなひとりぼっち/majiko
配信開始日:2020年12月02日
収録曲
1.世界一幸せなひとりぼっち
2.23:59
3.神様でもあるまいし
4.Once Upon A Time In TOKYO
5.エスカルゴ
6.勝手にしやがれ
7.魔女のルール
8.ほしに例えば
9.一応私も泣いた
10.グリム
11.エンジェルナンバー
超個人的「全体レビュー」
シンガーソングライターmajikoの2枚目「まじ娘」名義を含めると4枚目になるフルアルバム。「別れ」をテーマにした今作はすべての楽曲の作詞・作曲をmajiko本人が手掛けた作品となり、亀田誠治をプロデューサーに迎えたタイトル曲「世界一幸せなひとりぼっち」、配信シングル「一応私も泣いた」最新楽曲「エンジェルナンバー」EP『MAJIGEN』収録曲「グリム」、「エスカルゴ」収録の全11曲。 ジャズ、ファンク、ロック、ソウル等の影響を色濃く感じさせ、生楽器から打ち込み曲まで変幻自在に落とし込んだ今作は、その多彩さを考えると、全ての作詞作曲を本人が手がけているというのが驚きであり、その才能に感動すらする。ニコニコ動画出身で「まじ娘」時代はボカロ曲を多く歌っていたこともあり、楽曲に対しての固定概念がなく、非常に柔軟な幅のある曲を聴かせてくれる。ネガティブながら等身大を歌った歌詞や、その透き通った歌声も魅力で、今作のテーマである「別れ」を歌っているからなのか時に切なく、真っ直ぐな歌声が歌詞とともに胸に響く。このアルバムは名実ともにmajikoが完成させた現時点での最高傑作だ。
超個人的「BEST3」
No.1:4.Once Upon A Time In TOKYO
高速でうねりまくるウォーキングベースとホーンセクションが印象的なアッパーチューン。ファンクをベースにジャジーな匂いがしつつもコード進行やリズムは意外とロック色の強い感じが新鮮ですね。ものすごくハッピーな感じがする曲ですがこの曲も別れがテーマなんですよね。
No.2:9.一応私も泣いた
配信シングルとして先行しているので聴いたことがある方も多いと思いますが、自分や世間への苛立ちを歌った歌詞が直接胸に突き刺さる。「わかんない わかんない わかんない」サビの超絶ハイトーンボイスが頭から離れません。
No.3:10.グリム
まるでボカロ曲を思わせるようなピアノのイントロから始まるピアノロック曲。途中アコースティックギターが出てくるパートがあるので完全にギターレスというわけではないのですが、全体を通してピアノとベースがこの曲を引っ張っているのが特徴的。
音楽アプリ無料版 掲載有無
Amazon Music:有
Spotify:有(但し曲順リストなし)
AWA:有(全曲)
YouTube Music:有(5、10曲目のみ)
LINE MUSIC:有(全曲)
オフィシャルサイトはこちらへ
スポンサーリンク
スポンサーリンク